杉桶仕込みの深い味わい
ヤマアの天然醸造しょうゆを選んだ理由
日々の調味料選びは、暮らしの質を左右する静かな選択。今回は、ヤマア 天然醸造 九州丸大豆しょうゆ(1.8L)を選んだ理由と、実際に使ってみた感想を記録します。

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製法への信頼
ヤマア醤油は、杉桶仕込み・天然醸造・長期熟成という昔ながらの製法を守っています。機械的な速醸ではなく、自然の力でじっくり発酵させることで、旨味と香りが深まるのが特徴です。
原材料の安心感
- 九州産の丸大豆(遺伝子組み換えでない)
- 九州産の小麦
- 天日塩
添加物は一切不使用。有機JAS認証ではないものの、実質的にそれに準じた品質といえる内容です。
コストパフォーマンス
1.8Lで約1,500円前後(2025年現在)。この製法・品質でこの価格は、家庭用として非常にコスパが高いと感じました。
実際に使ってみた感想
煮物
根菜の煮物に使用。醤油の香りが立ちすぎず、素材の甘みを引き出す印象。出汁とのなじみも良く、後味がまろやか。
刺身
白身魚に合わせると、塩味が尖らず、旨味が深い。醤油が主張しすぎず、素材の味を引き立ててくれます。
炒め物
野菜炒めに使うと、香ばしさが加わり、味に奥行きが出る。火を入れても香りが飛びにくく、料理全体が引き締まる印象。
他のしょうゆとの比較
項目 | ヤマア天然醸造 | 一般的な濃口しょうゆ |
---|---|---|
香り | 穏やかで深い | 強めでやや尖りあり |
味 | まろやかでコクがある | 塩味が立ちやすい |
成分 | 丸大豆・小麦・天日塩のみ | アミノ酸液・甘味料など添加あり |
製法 | 杉桶仕込み・天然醸造 | 速醸・機械仕込みが多い |
「調味料としての存在感」ではなく、「料理を支える静かな力」という印象です。
保存の工夫
1.8Lは家庭で使うにはやや大容量。私は以下の方法で保存しています:
- 遮光瓶に小分け:使いやすいサイズに移し替え、光と空気を遮断
- 冷蔵保存:開封後は冷蔵庫で保管し、風味の劣化を防止
- ラベル管理:移し替えた日付を記録し、鮮度を意識
まとめ
ヤマアの天然醸造しょうゆは、素材・製法・価格のバランスが非常に優れており、日々の料理に安心して使える一本です